12月6日より「文様」がテーマのブランド、本品堂(ポンピンドウ)の布雑貨の販売が始まりました。
文様とは、自然の造形や日常の文物をもとにして人が「図案化」したもの。
人々の視点や国や民族、地域などによって固有の文様があり、日本では特に多くの文様が残されています。
また、文様には様々な意味や願いが込められています。
そんな文様を「型染め」という日本の伝統的な染色技法と現代のデザインで表現する本品堂の雑貨たちは、温かみのある豊かさに溢れています。
知れば知るほど、更に興味をそそられる文様
長く持っているとますます愛着の湧いてくるデザイン
本品堂の布雑貨とお茶の世界の奥深さは、なんだか似ているように思います。
あなたの大切なものを入れる「守袋」。
この小さな袋は、私たちが1点1点丁寧に染め抜いて、彩色し、仕上げている特別な袋です。
日本の伝統文様はただの装飾ではなく、長い歴史の中で人々の願いや祈りを映す「想いの依代(よりしろ)」として伝えられてきました。
いつも持ち歩くものを入れる、
ちょっと特別な袋
「お守りを入れる袋なの?」
−−いいえ、お守りだけではありません。
守袋(まもりぶくろ)は、江戸時代の人々が御守りや護符を入れて懐中に忍ばせた小さな袋のことです。しかし、本品堂の守袋は、御守りにこだわらず、身の廻りの大切なものを入れる小袋としてお使いいただいています。例えば、アクセサリー、デジタルギア(USBやイヤフォン)、衛生用品、印鑑、カード、お薬、おやつまで。
いつも持ち歩くものを入れる、ちょっと特別な袋としてお使いください。
本品堂の守袋は、「型染め」という日本の伝統技法を用い、多くの工程と手間を経て、みなさまの元にお届けしております。
天候にも左右される制作工程は、1点ずつ丁寧に染め抜き、色付けを施しています。
袋の生地は、素朴な風合いと丈夫さを両立した「会津木綿」「知多木綿」を使用。また、大切な物を入れる袋だからこそ裏地にもこだわりを。昔ながらの木綿との相性が良い、絹のような触り心地のバックサテン生地を使用しています。
少し光沢のある紐は、和服や人形、小物などにも使われる八ツ打ち紐を使用。さらに、編み目が詰んでいながらも、手触りの柔らかい紐を厳選しています。
守袋は桐箱に入れてご用意しております。
古くから伝わる伝統文様を再解釈して愛らしくデザインしたものや、本品堂オリジナルの粋な文様まで、すべての製品に、文様の意味を伝えるカードを添えています。
お世話になった、あの方へ。
大切な人への、想いを込めて。
文様にこめられた物語にそれぞれの想いを重ねて。どんなシーンでも気持ちを伝えられるお手伝いをします。心をこめて制作した、粋で愛らしい文様たち。皆さまの人生に寄り添い、日々の暮らしの彩(いろどり)となればうれしく思います。
あなたの気持ちに寄り添った、あなただけの柄をぜひ見つけてみてください。